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電子部品基礎

E系列の抵抗標準値

IEC 60063に定めるE3~E192の系列、許容差、10倍刻みの換算、標準抵抗値の選び方を解説します。

執筆・技術レビューElectroDesignForge Engineering Team

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📖 定義

E系列の抵抗値は、IEC 60063で標準化された公称抵抗値です。この一覧には、ある桁の範囲にあるE3からE192までのすべての標準値を掲載しています。


E3からE192までの全標準値

以下の表に、全E系列の381個の値をまとめています。色分けされた各列がそれぞれの系列を表し、縦に結合されたセルから、精度が高くなるにつれて値がどのように配置されるかを確認できます。

IEC 60063 — E系列の標準抵抗値1デケード分の標準値です。必要な抵抗値を得るには10ⁿ倍してください。
E3E6E12E24E48E96E192E3E6E12E24E48E96E192E3E6E12E24E48E96E192
> 20 %±20 %±10 %±5 %±2 %±1 %≤ ±0,5 %> 20 %±20 %±10 %±5 %±2 %±1 %≤ ±0,5 %> 20 %±20 %±10 %±5 %±2 %±1 %≤ ±0,5 %
1,01,01,01,01,001,001,002,22,22,22,22,152,152,154,74,74,74,74,644,644,64
1,012,184,70
1,021,022,212,214,754,75
1,042,234,81
1,051,051,052,262,262,264,874,874,87
1,062,294,93
1,071,072,322,324,994,99
1,092,345,05
1,11,101,101,102,42,372,372,375,15,115,115,11
1,112,405,17
1,131,132,432,435,235,23
1,142,465,30
1,151,151,152,492,492,495,365,365,36
1,172,525,42
1,181,182,552,555,495,49
1,202,585,56
1,21,21,211,211,212,72,72,612,612,615,65,65,625,625,62
1,232,645,69
1,241,242,672,675,765,76
1,262,715,83
1,271,271,272,742,742,745,905,905,90
1,292,775,97
1,301,302,802,806,046,04
1,322,846,12
1,31,331,331,333,02,872,872,876,26,196,196,19
1,352,916,26
1,371,372,942,946,346,34
1,382,986,42
1,401,401,403,013,013,016,496,496,49
1,423,056,57
1,431,433,093,096,656,65
1,453,126,73
1,51,51,51,471,471,473,33,33,33,163,163,166,86,86,86,816,816,81
1,493,206,90
1,501,503,243,246,986,98
1,523,287,06
1,541,541,543,323,323,327,157,157,15
1,563,367,23
1,581,583,403,407,327,32
1,603,447,41
1,61,621,621,623,63,483,483,487,57,507,507,50
1,643,527,59
1,651,653,573,577,687,68
1,673,617,77
1,691,691,693,653,653,657,877,877,87
1,723,707,96
1,741,743,743,748,068,06
1,763,798,16
1,81,81,781,781,783,93,93,833,833,838,28,28,258,258,25
1,803,888,35
1,821,823,923,928,458,45
1,843,978,56
1,871,871,874,024,024,028,668,668,66
1,894,078,76
1,911,914,124,128,878,87
1,934,178,98
2,01,961,961,964,34,224,224,229,19,099,099,09
1,984,279,20
2,002,004,324,329,319,31
2,034,379,42
2,052,052,054,424,424,429,539,539,53
2,084,489,65
2,102,104,534,539,769,76
2,134,599,88
各系列の下に示す許容差は一般的な対応関係であり、保証値ではありません。必ず抵抗器メーカーのデータシートを確認してください。

表の使い方

表は、1.00から9.88までの同じ桁に属する標準値を示します。目的の抵抗値を得るには、表の値に適切な桁の倍率を掛けます。

R = preferred value × 10ⁿ Ω

例:

  • 4.7 × 10² = 470 Ω
  • 3.32 × 10³ = 3.32 kΩ
  • 6.8 × 10⁵ = 680 kΩ
  • 1.00 × 10⁶ = 1 MΩ

E系列の値の選び方

  1. 回路に必要な理想的な抵抗値を計算します。
  2. 部品の許容差と必要な精度に合う系列を選びます。
  3. その系列で最も近い入手可能な標準値を選びます。
  4. 適切な桁の倍率を掛けます。
  5. データシートで許容差、定格電力、温度係数、最高使用電圧を確認します。

たとえば理想値が4.68 kΩなら、4.7 kΩ(E24)、4.64 kΩ(E48)、4.70 kΩ(E192)を選べます。


関連する計算ツールと資料


なぜ標準値は対数的な間隔で並ぶのですか?

各E系列では、ある桁の範囲をほぼ等しい比率で分割します。隣接する値の相対的な間隔がほぼ一定になるため、許容差の範囲でその桁全体を効率よく覆えます。


参考文献